
992話からのつづきです。
剣道大会で起きた殺人事件の真相が、ついに明らかになりました!
これまで不審に思われていた謎が解き明かされて、「あぁ~そういうことか!」と思うシーンが盛りだくさんです。
あなたの予想は当たっていたでしょうか?!
それでは、今回のストーリーのあらすじを振り返り、事件の真相について考察して行きましょう。
ついに判明!これまでの伏線を整理してみた
トイレにいた3人が犯人ではないかと疑われていましたね。
それぞれが、不審な点を持っていたので、気になるところでしたが、
ようやくその意味が解ってきました。
ひとつずつ解説していきます。
・やっぱり女ってコワい・・・抜谷先生はモテモテ?!
殺された抜谷さんと、ツーショット写真を撮っていたのは、
元自衛官の女性、定森朱音でしたね。
この女性に疑いの目を掛けたのはコナン君でした。
定森朱音が持っていたチョコレートが不自然に溶けている・・・
定森は胸の内ポケットに入れていたからよ、と言っていましたが、
「だったら全体的に溶けてると思うよ! 橋しか溶けていないのは温かい物がそこだけにふれていたから・・・」
そしてコナン君は続けます。
「きっと自販機で買いたての温かい飲み物のフタを開け中に毒カ何かを入れて抜谷さんい渡すまでの間、バッグに入れていたんじゃない?」
被害者の抜谷さんは、胃薬を飲もうとした直後に殺害されていました。
口の中には粉状の胃薬が残っていたにも関わらず、薬を飲むための飲料を所持していませんでした。
このことから、抜谷さんが殺された後で、誰かが飲み物を抜き取ったのだと予想したのでしょう。
そしてさらに、コナン君は、
「きっと温かい飲み物のフタを開け、中に毒カ何かを入れて抜谷さんに渡すまでの間バッグに入れてたんじゃない? 」
そして、定森朱音がチョコが解けた理由を温かい飲み物のせいにしなかったことについても言及します
「温かい飲み物を入れた多と言わなかったのは・・・ハサミで切り刻んでトイレに流したペットボトルが後で見つかったら疑われると思ったからだよね?」
なんという、強引かつ大胆な推理なんでしょう!!
ふつう、こんなこと言い出したら、どんだけ妄想やねーん!と突っ込まれそうですが、
そこは名探偵のコナン君だから、きっと本当にその通りなんでしょうね(^_-)-☆
そして、事実を認めた定森朱音は白状します。
「毒じゃなくて下剤よ!私の愛を受け入れてくれない抜谷先生を困らせたかっただけよ!!」
なんと!!( ゚Д゚)ウマー
この女、奥さんのいる抜谷さんと不倫関係にあったということですね!
しかも、愛を受け止めてくれないってことで、飲み物に下剤・・・
やっぱり女性ってこういう恐ろしいところがあるんでしょうか・・・(汗)
抜谷先生って、罪な男だったのですね~(*_*;
・実はこいつも危険人物!!
「犯人は袴を前後逆さまに履いてたみたいだからさ!」
血の付いた剣道着の、袴だけが後ろに血痕がありましたね。
コナン君はそれを見て、剣道経験者なら前後ろを間違えたりしない、と言ったのです。
「本当に剣道やってたの?横手さん・・・ 剣道の試合でガッツポーズなんてしちゃいけないって知らなかったの?」
またしてもコナン君、するどいツッコミを入れます。
武道の試合ですから、勝ったとしてもガッツポーズはいけません、というルールがあるのですね。
そして、この横手恒之は、過去に彼女の前で剣道大会で優勝しガッツポーズを見せたかった、と自慢していました。
そのときに抜谷さんに「それはどこの大会だね?」と突っ込まれたせいで、彼女の前で恥をかかされたとして、根に持っていたようです。。
で、それを逆恨みした横手恒之は、抜谷さんの後をつけて弱みを握るために隠し撮りをしていた、とのことですね。
いやー、この男も一見チャラ男に見えて、ネチネチしたタイプなんですねぇ・・
抜谷さんのストーカーなんかしないで、チャラ男らしく他の女性のお尻でも追っかけてたほうがお似合いだったんじゃないでしょうか・・・(;´∀`)
意外な真相?!真犯人は〇〇だった
「防具付けなれてる奴がワザと袴を逆さに履いたんや・・剣道をやったことない奴の仕業に見せるために・・」
剣道防具の「垂れ」についた血痕を見て、沖田総司が推理をします。
「この中でそないな事する必要があんのは、審判員の恰好して一目で有段者やと分かる法村稔司さん・・アンタしかおれへんよなァ!!」
・「カッター」の謎
一瞬戸惑いを見せた法村ですが、凶器のカッターナイフを持っていないと主張します。
ここで、「カッター」についての、誤解が解かれました。
「関西やとカッター言うたら、カッターシャツ! Yシャツのこっちゃ!」
やはり、カッター違いだったようですね!
それでは、抜谷さんを襲った凶器はいったい何だったのでしょうか・・・
・本当?あんなモノが凶器に!
抜谷さんの首は鋭利な刃物で切られているように見えたことから、凶器は「カッターナイフ」ではないかと思われ、その前提で話が進んできていましたね!
盲目の老人から聞いた情報でも、「カッターを・・・」と言っていたことに意識がとられ、事件現場ではカッターナイフを探していたが見つからない、と言われていました。
それを見抜いたのは、沖田総司でした。
彼が言うには、
「ばらした一本の竹を、刀の刃ァみたいに薄く尖らせて、振りぬいたら・・・遠心力で首ぐらい斬れるで!!」
とのこと。
えぇっ! 竹って実はそんなに危険なモノだったんですね( ゚Д゚)ウマー
でも確かに、剣道経験者の素早い刀裁きで振りぬいたら、
スパッ
っとイッてしまうかもしれません・・・
そう考えると、身近なところに凶器ってあふれているんじゃないか?
と思うと、ゾクッっとしますね。。。
そして、沖田は続けます。
「便所で何かを削る音は・・刀みたいに尖らせたその竹を壁にこすりつけてカドを丸くしたんやろな」
なるほど!犯人は証拠隠滅をしていたというのですね。
しかし沖田総司も、コナンに負けず劣らず、大胆な推理理論を展開してくれます・・
まぁ当たっていれば、結果オーライだということでしょう!
平治と和葉の恋の行方はいかに?
そして、こんな殺人事件の真っ最中にも関わらず、蘭ちゃんは平治を和葉に告白させようと必死です(笑)
たしか、平治は「この大会で優勝したら、和葉に・・・」と言っていましたので、
和葉に気持ちを寄せているのは、明らかでしょう。
しかしだからといって、殺人現場の取り調べ真っ最中に抜け出して、恋のキューピッド気取りの蘭ちゃんは、ある意味肝っ玉が据わっているのか、それとも何も考えていないタイプなのか・・・
蘭ちゃんのマイペースぶりには脱帽ですねっ!笑
まとめと考察
いかがでしたでしょうか?
今回の事件は、剣道がらみのネタが多かったですね!
名探偵コナンの登場人物は、武闘派ぞろいということもあり、謎の真相を解き明かすには結構突っ込んだ知識が盛り込まれていますね。
ちょっと強引な推理もあるけれど、そこが昔から名探偵コナンの魅力としてとらえられてきたのでしょう。。
そういえば、『名探偵コナン』って、現在までですでに93巻もでているんですよね!
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