
名探偵コナン第990話からの続きです。
平治の剣道の試合を応援に来ていたコナンと蘭。
試合中に殺人事件が発生!
事件に遭遇した盲目の老人・・・
そして突如姿を現し、鋭い洞察力を発揮する沖田総司・・
事件の真相と、人物考察に迫ります!
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前回のあらすじ
「首を切られて誰かが殺されているんだ・・・」
全国高校春季剣道大会に出場している平治の応援にやって来たコナンと蘭。
圧倒的な強さで勝ち進む服部平治。あっという間に準決勝まで進みます。
西のライバルとされている京都泉心高校の沖田総司。
得意の「五段突き」を武器とする関西の強豪選手です。
そして試合中に起こった殺人事件。
首を切られて死んでいる抜谷を発見したコナンと蘭。
現場に居合わせたのは盲目の老人・・
そこへ表れ、鋭い観察眼で的確な推理を始めた、新一そっくりの沖田総司。
物語は、一体どのように展開するのでしょうか?
突然登場した西の剣士 沖田総司
「アンタめっちゃかわいいなァ!」
殺人現場に突然現れた沖田総司は、蘭に向かって言いました。
「蘭ちゃんかー ええ名前やんかー!! 京都に遊びに来る事あったら声かけてなー」
オイオイ、、いきなりチャラさ前回やないですかーい!笑
一瞬ヒキそうになったものの、蘭は沖田を見て、
(何か新一と・・・そっくりなんだけど・・・)
確かに高校生の新一と瓜二つです。
「オホン この人を殺したのってすごい達人かもって言ってたけど何でわかるの?」
沖田に尋ねるコナン。
「紺色のブレザーに灰色のズボン えんじ色のネクタイ この人剣道の審判やで!」
審判ということは剣道の有段者、こんな男と一太刀で仕留められるのは相当な腕前を持っている、という推理です。
なんとも見事ないいっぷりですね!
そして、警察が到着し、事情徴収を受けることに。
殺人現場に居合わせた盲目の老人の証言が始まります。
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沖田総司とは何者?本当は新選組の剣術の達人だった!!
突然ストーリーに登場した沖田総司って、いったい何者なんでしょう??
気になりますよね・・・
ということで、調べてみると意外な事実が判明しました!!
なんと大正時代の新選組一番組の組長であり、剣術の達人だったのです( ゚Д゚)ウマー
・剣術の達人 沖田総司

9歳の頃、天然理心流の道場・試衛館に入門。若くして才能を見せ、塾頭を務める。
15歳のとき、日野の八坂神社に奉納された天然理心流の額には、4代目を継ぐことが決まっていた、あの有名な近藤勇より前に沖田の名前が記載されています。
そして、新撰組という実戦部隊で最も剣の腕がたったと言われる沖田は、
日本史上最強の男であったと言われるくらい剣術の達人だったようです。
そんな沖田の強さのルーツは天然理心流にこそありました。
・天然理心流とは

天然理心流では、野球のバットを握るように両手の間隔を開けず、竹刀よりもはるかに重い刀を力強く扱えるような修練がなされていた特徴があります。
江戸時代の初期以前、竹刀が作られるようになる前は、刀をバットのように握るのが一般的であったとのこと。
一般的な剣道の試合や時代劇で見る剣術とは違う、異色の剣法のようですね。
天然理心流は、幕末には廃れていた本来の日本刀の握りで、日頃から実戦向けの訓練をしていた流派のようです。
・その他の剣術も心得ていた!
沖田家累代墓碑には天然理心流の他、北辰一刀流の免許皆伝を得ていたと旨も記されています。
永倉新八は、後年「土方歳三、井上源三郎、藤堂平助、山南敬助などが竹刀を持っては子供扱いされた。恐らく本気で立ち合ったら師匠の近藤勇もやられるだろうと皆が言っていた」と語り、弟子に「沖田は猛者の剣、斎藤は無敵の剣」とも語ったといわれています。
実際、竹刀での勝負は近藤の一段も二段も上を行ったということです。
また沖田の指導を受けた者によれば、「荒っぽくて、すぐ怒る」といい、稽古は相当厳しかったらしく、師範の近藤より恐れられていた。
「刀で斬るな!体で斬れ!」と教えていたという言い伝えもある。
なんとも、強そうな人物だったのですね!!
しかも昔の武道家らしく、気象も荒くて厳しい稽古をつけるタイプのようです。
いやぁ、名探偵コナンのおチャラけた沖田のキャラからは、ちょっと想像できないですね(笑)
そして、沖田の特技である「五段突き」に関しても、こんな情報がありました↓↓
・「五段突き」のルーツ?!元祖「三段突き」
沖田の剣技で有名なのが「三段突き」であるが、史実であるかは不明。
構えから踏み込みの足音が一度しか鳴らないのに、その間に3発の突きを繰り出した(つまり目にも止まらぬ速さで、相手は一突きもらったと思った瞬間、既に三度突かれている)という伝説である。 (Wikipediaより引用)
しかし、その強さの一方で、こんな弱点もあったようです。
赤間倭子によると「山攻撃破剣」という剣法が苦手であったといいます。
・「山攻撃破剣」(さんこうげきはけん)
まず死番が斬り込みます、その間に他の隊員が周囲を取り囲みます。
後は一斉に斬りかかります。死番は完全にオトリです。
囲んでしまえば、相手は対処しきれません。いわゆるケンカ殺法です。
武道としての剣術のイメージもへったくれもありませんね(*_*;
・新選組の一番組組長
佐藤彦五郎の長男・佐藤俊宣の談話によれば、沖田の剣術の形は師匠の近藤そっくりで、掛け声までがよく似た細い甲高い声であったという。ただ、太刀先がやや下がり気味で前のめりで、腹を少し突き出し気味の平正眼をとる近藤とはやや異なる構えを取る癖があるとされる。 (Wikipediaより引用)
これらの情報から考えると、沖田の剣道は、もともと剣術の流れを引いた流派に属した家系なのではないでしょうか?
おそらく、沖田の家系は代々続く剣道家の家系で、家には道場もあって、強いおじーちゃんが居て、幼少のころから毎日剣術を仕込まれていたりする気がします(^^♪
イメージでは、柔道マンガの『YAWARA』の主人公、猪熊柔みたいな・・・

だとしたら、平治が沖田に打ち勝つのは至難の業ではないでしょうか・・・?
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新一そっくり沖田総司 伏線を大胆予想!!
そういえば、名探偵コナンには、いろんな武術の使い手がいることをご存知でしょうか?
例えば、蘭ちゃんは空手を使いますし、和葉は合気道、平治は剣道、小五郎は柔道、赤井秀一は截拳道(ジークンドー)・・・
意外にも主要メンバーは格闘技(というより武道)で達人クラスの上前を持った人物が結構いますよね!!
そして、みんなここぞというシーンではガッツリ活躍しています。
ということは、もしかしたら沖田総司も、今後は特技の剣術を活かして、名探偵コナンの主要メンバーの仲間入りをする!なんてこともあり得る展開かもしれませんね(^_-)-☆
まとめと考察
いかがでしたでしょうか?
突然ストーリーに割り込んできた名探偵、沖田総司。
その正体はただの剣術の達人ではなさそうですね!
いったい彼は善人なのか、それとも悪人なのか・・・
コナンたちの見方につくのか、はたまた敵になってしまうのか・・・
今後の展開は気になるところです。
次週を楽しみにして待ちましょう。
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