【ゴールデンカムイ】112話アイヌ語ウコチャヌプコロが気になるので調べてみた


ゴールデンカムイって面白いですよね!

明治時代末期の北海道とアイヌの生活を舞台にした歴史ものマンガです!

 

激動の時代を描写しつつも、アイヌ人たちのリアルな日常と知恵にフォーカスしており、読んでいてためになるだけでなく、ちょっとしたギャグなんかもあってワクワクさせてくれますね♪

 

今回はゴールデンカムイ108~113話で出てきた気になるキーワード「ウコチャヌプコロ」について考察してみました。

 

 

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ゴールデンカムイ112話のあらすじ

 

最初の登場シーンで、姉畑支遁は、木の割れ目で「ウコチャヌプコロ」しているところから始まりました。

 

事が終わると姉畑は、突然怒り狂ったようにその木をズタズタに切り裂きはじめます。

 

これは他の動物を相手にしたときも同じで、ストーリー中には姉畑に殺された鹿が発見されています。

 

動物学者、ということで、一見頭がよさそうな印象ですが、実はこの男も網走刑務所で服役していた過去があり、そのときに砂金の埋蔵場所を記した暗号地図を体に入れ墨で彫られていました。

 

杉元たちは、その姉畑を捕らえ、地図を写し取ろうと行方を追っていたのです。

 

 

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「ウコチャヌプコロ」ってアイヌ語?

「動物とウコチャヌプコロしても子供なんてできるわけないのに」

 

アシリパさんが言っていたセリフがどうも耳に残ります。。

 

ウコチャヌプコロ・・・

 

なんて言いにくいアイヌ語なんでしょう

 

にも関わらず、その意味を推し量ると、どうしても頭から離れなくなる魅力があります・・・

 

 

 

ということで、

「ウコチャヌプコロ」は本当にアイヌ語なのか調べてみました!

 

・「ウコチャヌプコロ」とは

アイヌ語辞典で調べてみると、

ウコチャヌプコロで一つの単語ではなく、いくつかに分類できることが判明しました。

 

それがこちら↓

 

ウコ = お互いに対して・お互いに協力して

チャ = 口

ヌプ = 野原

コロ = ~を持つ・~の・~をしめる

 

なるほど~( ゚Д゚)ウマー

 

「野原でお互いに口を持つ」??

 

いやいや、意味がよく分かりませんから!笑

 

ということで、他にもないか探してみました。

 

 

 

アイヌ語なんて今時話す人いないよなー・・なんて先入観を持っていたのですが、、

 

なんと、こちらにアイヌ語をまじめに翻訳しているサイトがありました。

 

 アイヌ語電子辞書 Aynu Online Dictionary by TOMITA Takashi, Hachioji, Tokyo

http://tommy1949.world.coocan.jp/aynudictionary.htm

 

そこで

「ウコチャヌプコロ」を検索してみるも・・・ヒットなし・・・

 

やはり、これはマンガの造語なのか?と思って、アイヌ語一覧をひとつづつ見ていくと・・・

 

それらしきモノが有りました!!

 

13191 ukociw u-ko-ciw 交合・性交(する)

 

 

カタカナ表記はないものの

おそらく

 

ウコシゥ?

 

とでも発音するのでしょうか?

 

さらに、「交尾」で検索してみると・・

 

13313 ukor u-kor ② つがう、結婚する<雄と雌が交尾する、結婚する、夫婦になる>

 

ウコル?

 

13264 ukonupur u-ko-nupur 交尾(する)

 

ウコヌプル?

 

 

 

なんとなく似てきましたね!

 

ウコチャヌプコロ≒ウコシゥ≒ウコヌプル

 

どうやら「ウコ・・・」が、「その行為」を指しているようです。

 

やはりゴールデンカムイ、しっかりとしたアイヌ語が学べそうなマンガだと分かりました。

 

これからは北海道で、「ウコ・・・」と言われたら、つい反応してしまうかもしれません(笑)

 

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姉畑支遁(あねはたしとん)は実在した?!

・姉畑支遁(あねはたしとん)のキャラクター

姉畑支遁は、第109話で突然登場してきました。

 

動物や植物を愛する学者、という地位の高い男性です。

 

なぜこんな男が突然登場するの?と思って読み進めていると、

 

実はこの姉畑、とんでもない性癖の持ち主だったのです!!!

見た目は、いわゆる学者肌で、髪型の超くせ毛、というかテンパでメガネをかけています。

 

(個人的な感想ですけど、学者みたいに頭の良い人って、髪が気持ち悪いくらいテンパな人って多くないですか?)

 

 

超濃いーーキャラなので、「もしや実在の人物?!」と思って調べてみましたが、

姉畑という名前のモデルはいませんでしたが、もしや?!という人がいました。

 

それは、シートン動物記で有名な、

Wikipediaより引用

アーネスト・トンプソン・シートン博士 です。

 

ウーン・・・たしかに髪の毛のくせげっぷりと口髭はそっくりですね!!

 

シートン動物記ってみんな一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか・

 

シートン博士は、支遁だった・・・なんて、ちょっとショックです( ゚Д゚)ウマー

 

記録によると、シートン博士は動物が大好きで少年の頃からたびたびひとりで森に言っていたようですね。

ということは、もしかしたら森の中でウコチャヌプコロを覚えた可能性も否定はできません。

 

偉大な学者になるには、普通ではない感性があってこそなのかもしれませんね。笑

 

・動物とウコチャヌプコロは可能?

 

それにしても、動物とウコチャヌプコロするなんて可能なのでしょうか?

 

それも調べてみたところ、どうやらそういうことをしていた人が存在したようです( ゚Д゚)ウマー

 

例えば、昔の船乗りなんかは、長期間海に出て陸地に上がれない状況です。

そしてもちろん船員は男性しかいない・・・

 

そんなときには、「ヤギ」を必ず連れて行ったようです。

 

家畜として食料にするのかと思いきや、意外な使い道もあったのですね・・・

 

いやぁ、、世界は広いものですねっ♪

 

まぁあまり想像はしたくないですけど・・・(*_*;

 

 

・子供はできない?

アシリパさんが、

「子供なんか出来ないのに」

と言っていたセリフが妙に現実的だったので、

どういうことか調べてみました。

 

するとどうやら、

人間と動物では遺伝子の染色体が違うから、妊娠はできない、とのことです。

 

アシリパさんって、一見子供なのに、こういう自然の摂理に詳しいですよね(;´∀`)

ふつうの大人でもよく知らないようなことまで。

 

こちらもなかなか興味深い事件でしたね・・・

 

 

 

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まとめと考察

 

いかがでしたでしょうか?

 

ついに姉畑先生は念願の夢を叶えましたね!

 

そして最期はヒグマと繋がったまま腹上死・・・・

 

なんとも幸せな最期だったのではないでしょうか。

 

 

ってか!!

 

ゴールデンカムイって、こんな漫画でしたっけ??!

 

北海道とアイヌを舞台に砂金を探す漫画だったのに、今回のシリーズでとんでもないキャラを登場させましたね笑

 

読者のみなさんもビックリしたんじゃないかと思います。

 

そして、姉畑の最期を見届けた一同のこのシーン

 

パアンッってなんで、ここで谷垣のシャツのボタンがはじけるねーーーん!!

 

って、ツッコミも忘れず入れておきます笑

 

 

シリアスなシーンだけでなく、時々こんな変態も登場してくれると、作品の幅が広がっておもしろいですね♪

 

 

それでは次週からの展開にも期待しましょう♪

 

 

 

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