
2012年8月18日に公開された「フェアリーテイル」の映画はご覧になりましたか?
TVのCMでヒロインが「誰か助けて!」と叫んでいたのは見かけた方も多いと思います。
原作で人気があっても、映画になるとイマイチといった作品もある中で、
「フェアリーテイル」の映画版はとても好評でした!
特にナツとルーシィが仲良くしている「ナツルー」にも注目が集まっています。
今回は、そんなフェアリーテイルの劇場版–鳳凰の巫女–について、あらすじと見どころを振り返ってみましょう。
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◆フェアリーテイル劇場版 鳳凰の巫女のあらすじ

ストーリーは、どこかの村の祭りの夜、突然現れた盗賊団のギースに飾ってあった鳳凰のメダルの半分が盗まれたシーンから始まります。ギースを捕まえるため仕事をしているナツたちと、もう半分を託された巫女の少女・エクレアがそこから逃げ出す、というシーンからはじまります。
ここまでセリフはまだ出ていません。映画の始まりは火の民が襲撃されるとこから始まり、
台詞なしで音楽と効果音のみからスタートします。
この音楽が超カッコイイ!!なんとチャングンソクが歌っているらしいですね!ファンタジーものらしい民族曲調がよく合っています。
とくに、エクレアが踊っているときのバックミュージックはステキでした♪
そして、次の場面では、変わってフェアリーテイルたちが盗賊退治の仕事をしているシーンに移ります。と、しょっぱなから大勢を相手にしたアクションシーン!!!
妖精の尻尾(フェアリーテイル)の主要キャラクターたちが、自身の魔力を次々と見せていきます。
ウェンディの咆哮に巻き込まれたハッピーが
ナツの前に落ちてさらにナツの咆哮でまるこげになってしまうシーンはハッピーがかわいそうながらも笑えました。
エルザは相変わらずかっこいい!!
換装し、敵を一掃。
しかしやりすぎて町の建物を壊すという。。。やっぱりエルザらしいですね(笑)
グレイはご期待のとおり闘う前に服を脱いでまいす!!
そして定番の魔法アイスメイクフロアで敵を坂道を使って一掃してしまいました。
ルーシィはタウロス、ロキを呼び出し敵を撃墜。
そしてギースを追い詰めるもあと一歩のところで逃してしまい…。
ルーシィの失敗で報酬は結局もらうことができず・・・
任務は失敗、がっかりする彼らは道で倒れたエクレアを助け、関わります。
ここで今回のキャラクターの紹介です。
■エクレア

フルネーム:エクレア
年齢:400歳?
好きなもの:モモン
嫌いなもの:魔法
CV:遠藤綾
身の名前以外の記憶を失いながら、カラードに鳳凰石を届ける使命を果たそうとします。
最初は助けてくれた「妖精の尻尾」に冷たい態度を取っていたが彼らと共に行動していくうちに打ち解けていきました。
■モモン

フルネーム:モモンガ
年齢:?
好きなもの:エクレア
嫌いなもの:
CV:かないみか
最初はエクレアが作ったモモンガのぬいぐるみだったが、鳳凰石の力により自我が芽生えた。名前の「モモン」はモモンガからきている。
常にエクレアに気を遣っており、あまりしゃべらないエクレアに代わりによくしゃべる。
報酬がもらえず落ち込んでいるルーシィがマグノリアで出会った少女エクレア。
目の前で倒れてしまったエクレアにギルドで食事を与えるもかなり無愛想なエクレア。
そんなエクレアと一緒にいた黄色い鳥のモモン。
モモンが自己紹介とエクレアの紹介をしたときのセリフが面白かったです(笑)
モモン「数年前にボクがこの子(エクレア)を拾ったんだ」
「逆じゃね?」ってシャドウギアが突っ込んでました(笑)
ルーシィとエクレアたちが出会ったときに、エクレアは、フェアリーテイルのメンバーたちに対して、自分の父親が生涯をかけた 「鳳凰石の解除(ディスペル)を手伝ってほしい」と依頼しました。
しかし、エクレアは記憶の一部が欠けていて、自分がどこから来たのか?また、どこ行くのかも解っていません。
そんな状態で心を閉ざしているエクレアに、ルーシィは何かと気を浸かっている様子です。
エクレアは思い出したことを頼りにある人へ会うために怪物がたくさんいる森に向かうと言うのですが、そこでルーシィも「一緒にいく」と言います。
どうしてそこまでルーシィがエクレアのことを気にかけるのか?と思うフシもありましたが、やっぱりそこはルーシィ、カワイイだけじゃなく、気も優しい女性なんですね♪
そして、たどりついたときにはその人はもう死んでいました。しかし実はエクレアは巫女でして、持っている鳳凰のメダルの魔法解除の方法を完成させており、その人が彼女の父親だったことがわかります。
実はルーシィも父親を亡くしており、そこでエクレアと共感したのか、お互いに抱き合い悲しみを共有する二人。。
こんなシンミリとしたシーンがあるのは、劇場版ならではの演出なのでしょう。
同じ頃、ナルシストな王子が、別のギルドに
エクレアの持つ半分のメダルを奪うように命じています。その後、そのギルドによりエクレアはさらわれてしまいます。
そして祭りの日に王子はメダルをあわせようとしたのですが、そこにフェアリーテイルたちがエクレアを取り戻すために乗り込んできます。
そこでバトルが再び開始されました。
前回負けたけど今回はみんなそれぞれで勝利します。
それでもエルザの戦闘シーンは相変わらず迫力がありますね。
エルザお得意の魔法「換装」を使って、さまざまな鎧姿に変身して戦ったのですが、どんな鎧をもってしてもことごとく敵に解体されてしまうのです。
ところが最後に着た「ウエディングドレス」だけは解体されず、そのドレスで戦って勝つ。
「換装」は意志の力の強さで装着されているんだけど、ウエディングドレスが解体されなかったのは「結婚願望が強いから」というオチがついていました(笑)。
そして、はりつけで焼き殺されそうになったエクレアを長年の友人のモモンが助けましたが、ここで自分は焼け死んでしまうのです。。泣けますねぇ~。
そしてここで衝撃の事実が発覚しました。
なんと実はエクレアは不死で400年近く生きていることが判明。
半分のメダルを渡されたのも、父親が死んだのも400年前だったのです。
エクレアがそのことを忘れていたのか、覚えてたのは不明なんですけど・・
そういう訳でナルシスト王子が「王家に伝わる」って言ってたんですね。
メダルをあわせると鳳凰と呼ばれるものが復活します。
そしてそれは、とてつもなく強くフェアリーテイルのギルドが誰も手も足もでない状態となってしまいました。
しかし、この時気づいたのは、エクレアの父が残していた魔法解除の武器があったことです。
ですが、その武器を使って鳳凰を倒すと、同時にエクレアも死んでしまうということもわかりました。
エクレアは運命を受け入れるがルーシィは納得がいきません。
しかし矢は仲間のエルザによって射られてしまいます。
「誰か助けて!」というセリフはそのために死ぬエクレアを抱くルーシィの叫びだったのです。
そしてナツは刺さった矢をさらに押し込みとどめを差す。
エルザもナツも自分の行為がエクレアを殺すことは知らない。
このへんの流れが非常にドラマチックでしたね。
真相を知りショックを受けるみんな。……できれば真相は教えない方がよかったな。。。
矢を放ったエリザは自分が殺したようなものですから・・
倒したーと喜んでいるみんなの横でルーシィが泣いている、という方がよかったんじゃないでしょうか。
最後に復興した町中で、ルーシィは両親と一緒にいるエクレアの幻想を見ます。
このときに先のセリフ「涙をとめる魔法がほしい」に対になるように「なんてステキな魔法」というセリフが流れました
劇中で、エクレアが「魔法はキライ」というのですが、ここで魔法を肯定したようですね。
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◆映画の見どころ①
映画のフェアリーテイルは、ストーリーもしっかり構成されており、まじめに展開していくのかな・・と思いきや!
そこはフェアリーテイル、やっぱりありましたね。お色気シーン♡
メダル争奪バトルの前に、ルーシィのシャワーシーンがあり、そこでなんとバスタオルがはだけ落ちるシーンが登場します♪
こういうお楽しみがあるのも、フェアリーテイルの魅力のひとつだと思います(笑)
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◆映画の見どころ② 「ナツルー」の真相

今回の映画、鳳凰の巫女では、ナツとルーシィの恋愛面での展開が期待されていますね!
いわゆる「ナツルー」というやつです(^^♪
どぅえきてる~♪
ナツがルーシィを抱きしめているシーンがありましたが、その真相はいかに?というところを探っていきましょう。
映画のパンフレットに、そのあたりの情報が記載されていました。

――作中、監督が特にこだわって描かれたシーンはどんなところでしょうか?――
監督:そもそも今回の劇場版企画のスタートは、
原作の真島先生が描かれたナツとルーシィの絵だったんです。
ですから絵コンテも、ラストシーンにこの絵がくるように積み重ねていきました。
僕はこの絵の、“泣いてるルーシィを受け止めるナツ”を表現する為に、
ストーリーの冒頭から一貫して“ルーシィを気にするナツ”
“ルーシィを見守るナツ”という表現を入れています。
物語の最後で、ナツはルーシィの為に、あえて、
ルーシィの願いを聞かないという選択をします。
その結果、ナツも自身も重い荷物を背負うことになります
けど、それが分かった上で、ルーシィを守る為にそういう選択をする。
それはナツに、仲間意識や友情よりも少し踏み込んだ
ルーシィへの気持ちがあるからなんじゃないかと思ったんですね。
ナツがルーシィに対して感じている気持ちというのは、
原作でまだはっきりと描かれていない部分だったりもするんですが、
今回の劇場版では、そのあたりに少し突っ込んでもいいという
お話を真島先生からもいただいてましたので、
ナツの視線や動きなどを通して、
友情の少し先にあるルーシィへの想いを表現しているつもりです。
――真島先生は劇場版で“ルーシィの成長”を意識されたとおっしゃっていましたが、
ルーシィを支えるナツも、やっぱり成長していくわけですね。――
監督:そう思います。ルーシィが成長すれば、
やはりナツも一緒に成長していくんじゃないかなと。
“ナツのルーシィへの気持ち”の部分には、
観客の皆さんにも注目していただけると嬉しいですね。
序盤のバカやっているようなシーンでも、
やっぱりナツはルーシィの事を気にしていますし、
何かあった時はルーシィのところに真っ先に駆けつけていますから。。。
◆映画 –鳳凰の巫女– 感想とまとめ
いかがでしたでしょうか?
劇場版のフェアリーテイルは、原作ともテレビアニメとも違う豪華な感じがホント映画らしくて、やっぱり映画ってホントにいいものですねーって感じがしました。
肝心の「ナツルー」については、「ナツがルーシィに対して感じている気持ちというのは、
原作でまだはっきりと描かれていない部分だったりもするんですが」と監督さんも言われているところでしたので、原作でもいつか2人はくっつくと思われます♡
さてさて、漫画の方も今後の展開が楽しみですね!期待していきましょう。
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