
フェアリーテイルのストーリーもいよいよ佳境に突入してきました!
ナツとゼレフの400年の時代を超えた因縁ともいうべき対決はまだ続いています。
この戦いが物語の進展に重要な意味をもたらすことは必至ですよね!
第527話「ゼレフとナツ宿命の対決」のあらすじと考察、そして大胆に予想してみました。
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前回までのあらすじ
スプリガン12最強の魔導士・オーガストvs妖精の尻尾(フェアリーテイル)最強のギルダーツの決戦が始まりました!!
戦況を左右するこの戦いの行方は。。。劣勢を強いられてきたギルダーツでしたが、オーガストが使う魔法の正体を見抜いたことで逆に弱点を掌握します。そして、この戦いは娘のカナとの親子タッグで形勢逆転に成功するか?!というところでした。
その一方で、兄ゼレフと弟ナツのギルド内対決が勃発!!
400年の時を超えた、兄と弟の宿命の戦いが始まりました。
そして、混沌と化した戦場を奔走する初代ギルドマスター・メイビス。
妖精軍師と言われた彼女の頭脳はフェアリーテイルの勝利へと導けるのでしょうか?!
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フェアリーテイル 第527話 兄ゼレフと弟ナツの宿命の対決
シーンはゼレフが自身の子ラーケイドをボコボコにしているところから始まります。
「僕に子どもなどいない。君は僕が書いたゼレフとの悪魔だ」と言うゼレフ。
そして、コテンパンに痛めつけてこう続けました。
「僕の前から消えろー!!」
カッ!!
ゼレフは無情にも自分の子ラーケイドを消し去ってしまいました。
そして、ナツがキレてゼレフに右ストレートをぶっぱなします。
ガンッ!!
「ガキを大切にしねえ親なんかいるハズねえもんな」
ところが、ゼレフは平然と立ち上がり、ナツに向かってこう言いました。
「僕だってがんばったんだよ。幸せをつかむ為の努力を・・・」
「しかしこの体は人を愛せば相手を殺してしまう」
「許されなかったんだ、、家族を持つことなど・・・幸せになることなど、僕には許されなかった!!!」
声を荒げて、過去の苦しみをぶつけるゼレフ。
それに対してナツは怒ったようにこう言います。
「家族ってのはそんなもんじゃねえだろォ!!」
「許す許さねえじゃねんよ!!!!おまえが幸せを作れよ!!それが家族だろ!!」
おっと!、ここでナツが名言を吐きましたね!お前が幸せを作れと。。
しかし気持ちはわかりますが、近づくだけで相手が死んでしまう力を持ったゼレフの辛さもわからんでもないです。。。
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ギルダーツが勝利?!スプリガン12最強オーガストが消滅か
「お父さん、大丈夫?!」
カナが痛めつけられたギルダーツの身を案じて言いました。
オーガストに渾身の一撃を放ったギルダーツ。
「あぁさすがに左手は動かなくなっちまったがな・・」
しかし、オーガストはガレキの中から平然と姿を現します。
オーガストの禁忌魔法
「私は生まれながらにして強大な魔力を持っていた」
「ゆえに捨てられ疎まれ、生きることの行き止まりの壁にたどり着いたとき、陛下に命を救われた」
「たとえこの身が滅びようとも、スプリガン12筆頭魔導士オーガスト この国ごと滅するだけの力は持っておるぞ」
と言うと、マグノリアの町中の人々が息が出来なくなり苦しそうにしだしたのです。
この強力なエネルギーの正体は、メイビスいわく
「生物の血を蒸発させ、大地を溶かす禁呪(きんじゅ)
古代魔法アルス=マギア?!!」とのこと。
ぐっ!うっ!
この強力な魔法によって、メイビスでさえも口から吐血するほどの魔力です。
「消えよ」
オーガストがそう言い、マグノリアの街を破壊しようとしたときです!
ギルダーツとカナが抱き合っているシーンが目に入りました。
「カナ、何があってもお前だけは守ってみせる!!!」
それを見たオーガストは、急に魔力を沈め消え去っていったのです。。
そのときのオーガストはメイビスを見ながらこんなことを言っています。
「一度でよかった、たった一度で… あなたの手に抱かれたかった」
そうなのです!
なんとオーガストの母は、すぐ近くにいたメイビスだったのです!
あっさり消滅してしまったオーガストに一瞬あっけにとられたメイビスでしたが、
そこへグレイとルーシィが駆けつけました。
そのときメイビスは、グレイとルーシィ、そしてハッピーにこんなことを告白しました。
「これを・・・」
「一度ゼレフに捕らわれ…逃げる時に入手したものです」
メイビスを取り出したのは、
『ENDの書』
だったのです。
そして、メイビスは意味深なことを告げます。
「ナツはきっとゼレフに勝ちます」
「そのときナツを救えるのは、あなたたち仲間の力」
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まとめと考察 次回を大胆予想!!
いかがでしたでしょうか?
猛烈に強かったオーガストとギルダーツの一戦は、一時はどうなるかヒヤヒヤしましたが、あっけなく終わってしまいましたね。
そして、ゼレフとナツの戦いは、まだまだ続きそうな予感です。
ところでこの2つの戦いには、ある共通点があるのに気づきましたでしょうか?
そう、ゼレフもオーガストも、家族や仲間の愛情、に対して飢えているようなシーンが描かれていました。
ゼレフもオーガストも、生まれながらにして大変強い魔力を持っていたがために、周囲の者からつまはじきにされて育ってきました。
そのことがトラウマになり、ますます人々を脅かす存在になってしまったのではないでしょうか?
今回、オーガストにいたっては、カナとギルダーツの親子愛を目の当たりにして、消滅してしまいました。
ゼレフは、実の弟ナツの「仲間や家族を大切にする」姿に心を打たれて
真に改心する展開になるのではないでしょうか?
そういえば、メイビスも「そのときナツを救えるのは、あなたたち仲間の力」と言っていましたしね!
仲間や家族を大切にする姿勢は、物語の当初から変わっていない姿ですね!
フェアリーテイルの隠れたメッセージなのかもしれません。
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