【フェアリーテイル】感動した話ランキング 第7位

どうも!コミックメティアです。

FAIRY  TAIL』はハラハラドキドキする戦闘シーンだけじゃなく、ワクワクするおもしろい話、ウキウキのお楽しみストーリーなど、いろんなタイプのお話がありますね!

今回は、これまでのFAIRY TAILの中で感動するストーリーを取り上げてみました。

気になるはじめの会は・・・

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FAIRY TAIL』第15話「永遠の魔法」のあらすじ

http://fairytail-sokuhou.seesaa.net/

「まずは氷魔法の基礎からだ」

ウルに弟子入りした少年時代のグレイは、兄弟子であるリオンとウルと共に雪山に来ていました。

 

ウル「グレイ・・・ついてこれるか?私の修行は厳しいぞ」

グレイ「おう!!なんだってやってやらぁ!!デリオラを倒せる力が手に入るなら、何だってやるさ」

突然雪山に連れてこられたグレイは、これから何をするのか分からず不安な様子でしたが、ウルに対しては強がって返事しました。

 

「な・・・何してんだ!?」

すると突然、ウルは服を脱ぎ始めます

グレイは当然それに動揺。

しかしウルはその声に耳を貸すこともなく、下着姿になってしまいます。

 

ウル「お前も服を脱げ」

グレイ「ふざけんなっ!!こんな雪山で服なんか脱げるか!!」「あんた女だろ!!恥ずかしくねぇのかよ!!」

 

ウル「冷気を操りたければ、冷気と一つになれ。まずはそこからだ」

氷の造形魔導士としての記念すべき第一歩の修行が始まった瞬間でした。

 

ウル「いいか、数ある魔法の中でも、造形魔法は〝自由〟の魔法だ。作り出す形は十人十色、術者の個性が最も出る魔法だ。精進せよ。そして己の〝形〟を見つけ出せ」

両親の敵討ち!デリオラに挑む

http://www23.atpages.jp/lizardtea/

「そういや、デリオラの話聞いたか?北の大陸に移動したらしいな。ブラーゴあたりにいるってよ」

「マジか!!じゃあイスバンに平和が戻ったのかよ!?」

グレイ(ブラーゴに・・・?!)

それを聞いたグレイは・・・

 

ウル「よせ!!デリオラになんか勝てる訳がないだろ!!お前じゃ無理だグレイ!!」

 

グレイ「うるせえよ。お前なんかにわかるかよ。オレは父ちゃんと母ちゃんの仇をとるんだ!! 何か文句があんのかよ!!」

ウル「出て行けば破門にする!!」

グレイ「ああ・・・せいせいするよ!!」

そして小屋を飛び出したグレイは小さく呟きました。

グレイ「オレが死んだらもっと強い魔法を教えてくれなかったアンタを恨む」

 

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死と引き換えの魔法「絶対氷結」

「はぁ・・・はぁ・・・まいったな・・・ここまで強いとは・・・」

無謀にも宿敵デリオラへ挑んだグレイを助けようとしたウルは、ボロボロになっているウル無残にも苦戦を強いられてしまいます。

グレイとリオンはその近くで気絶している。。

そしてデリオラが口から炎を放つ。

 

ウルは息を荒くしながらも二人の弟子を抱えて避けるのが精いっぱい。

「うぁぁぁぁっ!!」

目を祖ましてグレイが暴れるが、ウルはグレイを抱きしめる。

ウル「大丈夫、もう大丈夫だ」

 

グレイ「ウル・・・!?え・・・?何で・・・!?」

 

正気に戻ったグレイはようやく現状をのみこみました。

リオンはそばでダウンしています。

 

そして、デリオラを見たグレイは恐怖のあまり腰を抜かしてしまします。

 

ウル「早く行け!!さっさとコイツを片付けてやるからっ!!」

 

リオンを担いだグレイはウルにこう尋ねます。

 

グレイ「な、何で・・・き、来たんだ・・・オ、オレ・・・破門・・だろ?」

 

ウル「以前・・・友人に自分の幸せについて考えろと言われたんだ。そんな不幸そんなツラをした覚えはないんだけどね」

「だってそうだろ?かわいい弟子が二人もいて、日に日に成長しにぎやかな毎日。十分幸せだ」

なんとも弟子思いの師匠じゃありませんか・・・

このあたりで涙がちょちょ切れそうになります(;_;)

 

ウルは立ち上がる。

そしてグレイはあることに気づきました。

 

「ウ、ウル・・・いや・・そ、その・・その・・足・・・」

 

そうウルの右足はなくなっており、代わりに氷の足がはめられていたのです!!

 

「持っていかれたが気にする事はない、素晴らしいだろ?造形魔法は」

グレイ「ひっ・・・ひ・・・いっ・・・ひっ・・・」

ウル「あの怪物がお前の闇ならば、私にも戦う理由があるという事だ」

 

目標を失ったデリオラは、彷徨っている。

「だ、ダメだ・・・オレは行けない・・・こんな事になったのはオレのせいだ・・・」

「誰のせいでもない。幸せを取り戻す為の試練だ」

その言葉にグレイは顔を上げた。

 

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師匠越えにひたむきなリオン

しかしそのとき、ダウンしていたリオンが目を覚ましてこう言います。

 

リオン「ウル・・・本気でやっているの?」

 

リオンは自分を担いでいたグレイを突き飛ばす。

 

リオン「ウルは最強の魔導士・・・あんな怪物ごときに勝てないハズないだろう?」

それを聞いたウルはグレイにこう言いました。

ウル「リオン・・・前にも言っただろ?上には上がいる。西の国へ行けば私より強い魔導士なんか山ほどいる」

 

リオン「そんなのいない・・・ウルが最強だ」「じゃないと・・・オレ・・・何の為に修行していたか・・・」

「私を超えた時は、次なる高みの目標を見つければいいだろう?」

 

ウルはそう言うがリオンは全然聞く耳を持ちません。

 

グレイ「オレはアンタが最強と信じて弟子入りしたんだ・・・あんな怪物に負けるなよ・・・オレを裏切るなよぉ・・・!!!」

「リオン・・・」

 

ウルはため息をつく。

 

リオン「アンタが本気を出さないなら、オレがやる」

 

ウル「その構え・・・!!一体何処でその魔法を!!」

なにやらリオンが両腕をクロスして新たな魔法を使おうと試みている様子です。

するとリオンの体から徐々に魔力のオーラが包み込みはじめました。

 

リオン「ウルがなかなか強い魔法を教えてくれないから、倉庫の魔道書を読ませてもらった。こんな強い魔法を隠してたんだ・・・」

「絶対氷結《アイスドシェル》!

 

その言葉を聞いたウルは慌ててリオンに言います。

 

ウル「リオン!!その魔法を使ってはならん!!」

リオン「ウル!!何を・・・」

 

絶対氷結(アイスドシェル)を発動しようとしていたリオンを、ウルは氷の閉じ込めてしました。

ウル「ダメなんだ、、絶対氷結(アイスドシェル)は使った者の身を滅ぼす」

 

そしてこう続けます。

 

ウル「しかし・・アイツを倒すにはこれしかないのも事実・・・まさか・・・私がやろうとしていた事をリオンがやろうとするとはな・・・さすがは弟子だ」

 

ウルは前に飛び出しリオンと同じ構えを取る。

ウル「私の弟子には近づかせないっ!!これで終わりだ!!バケモノォ!!」

「絶対氷結アイスドシェル!!」

 

「ウルーーー!!」

 

グレイがウルの元に走っていく。

ウルの顔にピキッとヒビが入る。

 

「か、体が・・・」

 

「言っただろう?この魔法は身を滅ぼす。自らの肉体を氷に変える魔法なのだ。永久にな」

 

リオン「グレイ・・頼みがある。リオンのは私が死んだと伝えてくれ」

 

グレイ「え?」

 

リオン「アイツの事だ。私が氷になったと知れば、この魔法を解く為に人生を棒にふるだろう」

 

グレイ「やめろ・・・!!」

 

ウル「リオンにはもっと世界を見てもらいたい」

 

「やめろぉぉぉっ!!」

 

涙を流しながらグレイはウルの元に必死に近づこうとするが、魔力によって吹き飛ばされてしまう。

「グレイ・・・もちろんお前にもだ」

「頼む・・・もうやめてくれ・・・これからはちゃんと言う事聞くから・・・」

 

涙で顔をぐちゃぐちゃにしたグレイがそう言う。

するとウルは振り返った。

 

「悲しむ事はない。私は生きている。」

その顔を笑顔だった。

「氷となって永遠に生きている」

氷となったウルの体はデリオラを包み込んでいく。

 

「歩き出せ、未来へ」

 

「ウルーーーーッ!!」

 

グレイの叫び声が辺りにこだまします。。。

 

そして

「お前の闇は私が封じよう」

ウルは完全に氷になってしまいました。

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ウルのプロフィールと人生

http://www.animecharactersdatabase.com/jp

氷の造形魔導士

「生きてさえいれば間違いなく聖十大魔導(せいてんだいまどう)に入っていた」とさえ言われる女性。

リオン・バスティアとグレイ・フルバスターの師匠であり、ゼレフ書の悪魔「デリオラ」

に家族を殺された2人を弟子にして、氷の造形魔法を教えていました。

実は未亡人で娘(ウルティア)がいる。

「ウルを超える」という狂気に憑りつかれたグレイは無理矢理デリオラを月の雫(複雑な儀式により月の魔力で永遠氷牢を溶かすという魔法)で復活させ自らの手で仕留めようとするが、氷が溶けた瞬間、デリオラは粉々に砕け散りました。

実はウルは死んでおらず、氷の中に長年閉じ込められたデリオラを倒すために生き続けていたのです。

溶け去ったウルの氷は海へと流れていき、今もなお二人の弟子を見守っています

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第15話「永遠の魔法」のあらすじと用語解説

http://tomodachi100.blog54.fc2.com/blog-entry-949.html

 

小さい時グレイは両親をデリオラに殺され恨んでいました。ある街でウルとリオンの制止を聞かずグレイがデリオラに挑んだため、グレイを助けるために絶対氷結を使い、氷と化してデリオラを封じこめてました。

その後、ウルでさえ完全に滅ぼせなかったデリオラを倒せれば師を越えたことになると考え、デリオラの封印を解くためにガルナ島で月の光を集め、月の雫の発動を実行しましたが永い間閉じ込められていたデリオラの肉体はすでに滅んでいました。

その時氷と化していたウルは月の雫で溶けた事により、海に流れ出て海と一体化しました。

 

ウルが死んだ理由

10年前、幼い頃にデリオラの襲撃で故郷を滅ぼされ

唯一生き残ったグレイは、近くにデリオラが出たという噂を聞き、

ウルとリオンの制止を聞かずデリオラに挑んだため、

グレイを助けるために絶対氷結(アイスドシェル)を使ったから。

 

海にウルが流れたというのはたぶん…

絶対氷結(アイスドシェル)が月の雫(ムーンドリップ)によって

解かれたため、氷が水となり、海に流れた、ということでしょう。

 

絶対氷結(アイスドシェル)

「いかなる爆炎の魔法をもってしても溶かすことのできない氷」

術者の肉体を氷に変えて、対象者と共に永久に封じ込める魔法。

また、氷の中の標的を長時間かけて風化させる

 

月の雫(ムーンドリップ)

月の魔力を1つに収束することで、

いかなる魔法をも解除する力を発揮する。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

厳しくも優しく強い心を持っていた、グレイとリオンの師匠、ウル。

向こう見ずなグレイを助けに現れ、命を顧みないリオンに代わって自分の死を選んだ彼女の精神には、強く心を打たれました。。(´Д⊂ヽ

 

ただの露出狂かと思いきや、グレイにもこんな深い過去があったのです。。

幼い少年期に、両親を失い、愛された師匠が目の前で消滅するシーンを目のあたりにしたことは、グレイにとって一生忘れられないこのに違いありません。

その悲しくつらい過去が、現在のグレイの強さの源となっているのでしょう。

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