
バトル・オブ・フェアリーテイル編では、大いに強さを発揮したもののナツとギルドに敗れ波紋となってしまったラクサス。元妖精の尻尾(フェアリーテイル)のS級魔導士として君臨した彼の本当の強さはまだまだこんなものではありませんでした。
今回は、バトル・オブ・フェアリーテイルまでのラクサスと、その後のラクサスについて振り返りと考察をしてみました。
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ラクサスのプロフィール

フルネーム:ラクサス・ドレアー年齢:23歳
使える魔法:雷の滅竜魔法、妖精の法律(フェアリーロウ)
必殺技:雷竜の咆哮(らいりゅうのほうこう)
好きなもの:強者、音楽(ロックとクラッシックの融合)
嫌いなもの:弱者
声優: 小西克幸、速水秀之(少年時代)
逆立った金髪で右目に傷がある大柄な男。
普段は背中に厚手のロングコートを羽織っている他、先のとがったヘッドフォンを付けて葉巻を吸っている。
23歳なのに葉巻って・・・それにこの風貌だけ見たら、完全にイタイ「DQN」=不良ですね(笑)
また実際の描写はないですが、滅竜魔導士のため、後に実は乗り物には弱いらしいことが判明しています。
いつも冷酷非道な言動と相手をバカにする態度のため、ナツやエルザとは仲が悪く、ミラジェーンをはじめとする多くのギルドメンバーからも嫌われていますが、それとは裏腹に仲間を想う純粋な心も秘めていました。
小さいころ、父イワンによって体内に魔水晶(ラクリマ)を埋め込まれ、「雷の滅竜魔導士」となりました。
強力な雷を操り、若くしてS級魔導士になるなど、その実力は確かなもののようです。
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マスターを祖父に持つラクサスの苦悩
妖精の尻尾(フェアリーテイル)のなかでも、1,2を争う実力を持つS級魔導士だったラクサス・ドレアー。
マスターマカロフの孫とということもあって、周囲からは後継者になるだろうと期待されていました。
しかしそれゆえ色眼鏡で見られることも多く、そのことが逆に苦悩となり、ラクサスは「強さ」へと執着させることになったようです。
幼少時は祖父を「じーじ」と呼ぶなど敬愛していましたが、青年時から反抗的になり「マスターの座を譲れ」と度々迫るようになったのです。
さらにマカロフが、ラクサスの父であるマスターイワンをギルドから追放したことで、対立は決定的になりました。
家族に対しての情を求めたラクサスと、それようりも仲間の命を危険にさらした罪を問うたマカロフ。
どちらの言い分も間違っているわけではなく、それゆえラクサスは、
「俺はいずれアンタ(マカロフじーじ)を超える!オヤジのためじゃねー、オレがオレであるために・・・・一人の男であるためにだ」という感情を、ひたすら肥大させていくことになります。
いやー、「一人の男であるために」ですかー!なんかカッコいいですね(#^.^#)
思春期の不良って感じもしますけど(笑)
そして、それが、「バトル・オブ・フェアリーテイル」を招き、結果的にラクサスは妖精の尻尾(フェアリーテイル)を離れることになってしまったのです。
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ラクサスよ、ふたたび・・・
その後の安否が心配されたラクサスについては、父イワンは自分の元へ戻ることを予言していましたが、本当はラクサスは祖父マカロフやフェアリーテイルの仲間への思いが途絶えることはありませんでした。
だからこそ再び彼らとともに戦う日が訪れたのでしょう。
その後は放浪生活を送っていたが、マカロフの危機を感じ取り『悪魔の心臓』マスターハデスとの決戦に乱入します。
ラクサスが一矢報いるも倒すには至らず、残った魔力をナツに貸し与えたことになってしまいます。
その後は、ギルダーツの配慮によりギルドに復帰しました。放浪生活を送っていたこともあり、今までとは裏腹に人付き合いも良くなっており、ギルドメンバーとの交流も深くなって来ました。
また大魔闘演武ではBチームとして出場し、大鴉の尻尾の悪事を暴き、評議会へと連行させました。
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ラクサスの魔法と名言
不良だけど、意外と仲間想いで強くて優しいラクサス。
そんな彼の強さの秘密である魔法と名言を一覧にしてみました( ^ω^ )
<使える魔法>
レイジングボルト
雷の滅竜魔法 (子供のころは体が弱かった為、イワンにより体内に滅竜魔法の魔水晶を埋め込まれました)
雷竜の咆哮(らいりゅうのほうこう)
口から電撃を繰り出す。
雷竜方天戟(らいりゅうほうてんげき)
雷で方天戟を創り出し、敵に目がけて投げつける。
雷竜の顎(らいりゅうのあぎと)
巨大なドラゴン型の雷撃で相手を貫く。
術式

フリードから教えてもらい、ある程度使いこなせるようです。
<ラクサスの名言>
「世界ってのは本当に広い こんなバケモノみてーな奴がいるとは・・・オレもまだまだ・・・オレはよう・・・もうフェアリーテイルの人間じゃねえけどよ・・・じじいをやられたら怒ってもいいんだよな」(第29巻より)
「オレの家族は妖精の尻尾だ 家族の敵はオレが潰す!!!!!」(第34巻より)
「噂通りのバケモンだぜアンタ……こういう時何て言うんだっけかな……ナツ燃えてきたぜ」(第38巻より)
「このままじゃオレは大切なものを守れねえ」(第49巻より)
「逃げる?家に帰るだけさ 夕食に遅れちまう」(第53巻より)
「戦いが終わるまでは 死んだって守ってみせるぜ ギルドをな」(第55巻より)
「どうやって生きてるかじゃねえ どう生きるかだ!!」(第55巻より)
「動け・・・オレがここに戻ってきたのは・・・ギルドを守るためだろうが 100年続いた・・・このギルドを・・・」(第55巻より)
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まとめと考察
いかがでしたでしょうか?
見た目の風貌と普段の言動は、完全にオラオラ系のDQN(ドキュン)なラクサスですが、その実力と仲間を思う熱い心は、憎めないキャラクターであることがわかりましたね!
一見コワモテな不良が、本当は優しい心を持っていた・・・・なんて知ったら、キュンとしてしまった読者も多いんじゃないでしょうか(^^♪
仲間思いの悪い奴ラクサス・ドレアー、まだまだ彼の活躍に期待したいところです!!